秋の好きな記憶たち

  • レアですよ。
    あ、そういえば、この時良かったよね。 そういう記憶たちを詰め込みます。気ままにね。

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子どもから合格ハンコをもらうには。

今年は4年生の担任になった。

3年生のとき,男の子が元気すぎて,若い女の先生が手を焼いていたので

今年は若くない女の先生にしてみたようだ。

元気な男の子はたしかに6人ほどいたが,

どの子もやっぱり9歳で,

『せんせー,せんせー,ぼくの話きいてよー』症候群みたいなものだった。

もちろんそんな症候群はないんだけれど,

とにかく6人が6人とも,そう言いたくなるほどわたしにべったりなのだ。

「せんせーぼくね,今日公文なんだよ…」「せんせー,せんせー,ぼく先生のこと知ってる!だってね,ぼくね,おねえちゃんがさ…」「せんせー,ちょっとぼく話してるんだって,お前あっちいけ。せんせーって!聞いて。あのね,ラーメン好き?おいしいラーメンね…」「せんせー,みてこれ。ぼくサッカーやってるんだよね。せんせーって!この靴みて!あのね…」

一度に6人のやんちゃ坊主くんたちが「聞いて聞いて!」「お前どけろ!」とやるもんだから,そこでもう喧嘩になりそうになる。

先生争奪戦だ。

仕方ないから左から順番に聞くことにして,中休み全部使って聞き終わった。

不思議なもので最初のうちにいいだけ聞いてあげると,子どもはだんだん待てるようになる。

「この人は聞いてくれる人だ。」という安心感がそうさせるのではないかと思う。

本当に忙しくて職員室に戻らないとならない時に

「○○しないとならないからさ,ちょっと待っててくれる?後ででもいい?」と言うと

「わかった!」とにっこり笑って

「お~い!グラウンド行こうぜ!」っていいながら元気に外に飛び出していく。

後から必ず「ごめんごめん,さっきのなんだったの?」と聞くのを忘れてはならない。

「あ!うんとねーーー」って話してくれる。

もう一つ大切なのは,

身体のかがめて,一度手をとめて,しっかりと目をみて話を聞いてあげることだ。

ただそれだけ,

ただそれだけで子どもは優しいから先生に合格ハンコをくれる。

金曜日

一番やんちゃな子が教室から出ていくときに

後ろのドアのところでくるりと振り返ってこう言った。

「せんせー!さよーならー!」

「はい,さよーならー。」

「せんせー!月曜日も学校に来るから,先生もきてねー!」

どうやらこの子には合格ハンコをもらえたようだ。

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コメント

アイズさん
お久しぶりです!お元気でしたか?
子どもたちに認められるのはとっても嬉しいです。
どんな子どもであってもいいところは必ずあって,
そこのところをわかってあげる努力をすれば
必ずいつかは認めてもらえるって思います。

アイズさんは元気ですか?
パソコンが壊れてしまってから,
アイズさんのブログとかわかんなくなってしまっていました。
元気ならいいんですけど。

大切なことです。子供達に認められるのは。さすが秋さん。

あ、久しぶりです(笑)

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