秋の好きな記憶たち

  • レアですよ。
    あ、そういえば、この時良かったよね。 そういう記憶たちを詰め込みます。気ままにね。

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許すということ

突然ですが,

わたしはかなりの完璧主義者で頑張り屋さんでした。

でした…と書くと今は全く違うように思われそうですが,

今もそのなごりは残っています。

以前にも何度か書いてきましたが,

父親が異常に厳しく「学力第一主義」の影響を受けてきたため

小さいころから「頑張らないやつはだめなやつ」

「成果がよくなければ意味がない」

「勉強のできないやつは人間じゃない」

「自分はどうでもいいから人に褒めらるように生きろ」と,

教えられてきたことがこびりついていました。

とにかく褒められるように「途中までは」頑張ってきました。

そして,お恥ずかしい話ですが,小学校高学年くらいから疲れ果て,

一気に方向転換をして不良になりました。(笑)

びっくりするほどの変貌でした。

立派な不良になってからも

小さいころからの躾はこびりついていたので

「こんな風になったからには,生きている資格なんてないんだ。」と思っていました。

「自分なんて死ねばいいのに。」とも思っていました。

ありとあらゆる悪さをしたあと,

音楽と出会ったことで,またこちらの世界に戻ってくるわけですが,

教職についてから

まさかこの経験がこんなにも役に立つとは思いませんでした。

子どもであっても,みんなそれぞれに事情を抱えて生きています。

そして,

みんな誰かに必要とされたいし,

認められたい,愛されたい,という気持ちを持って生きています。

そこを十分に理解してあげた上で

子どもの起こす行動の意味を冷静に判断してあげることが大切なのです。

これを何年も繰り返しているうちに

人の行動や考え方というものは,

過去の経験に大きく影響を受けていることがわかりました。

でも,過去を変えることはできません。

もう手遅れです。

戻れないものは戻れないのです。

そこでわたしがたどり着いた考え方は

過去を許すという作業の大切さです。

過去を許す。

辛い経験を許す。

嫌いだったあの人を許す。

そしてなによりも,だめだった自分を許すのです。

もしあなたに

とてつもなく悔やんでいる過去があったとしても,

もうそれを許してあげてほしいと思います。

そこにはそうならざるを得なかったなにかがあったのです。

過去のあなたは過去のあなたであって,

今とは違うのです。

自分を許して,人を許す。

それができた時に初めて,

人は次のステップに進む準備ができるのでははないかと思っています。

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