秋の好きな記憶たち

  • レアですよ。
    あ、そういえば、この時良かったよね。 そういう記憶たちを詰め込みます。気ままにね。

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ホントはさ

3年生のスキー学習でBグループを教えた。

プルークができて、リフトにも心配なくのれるレベルだ。

でもその中に一人、

リフトから自力で降りれず、

プルークももちろんできず、

転んだら一人で立つことさえもできない子がいた。

かわいそうだけれどリフトにのってしまったので、

起こしてあげたり支えてあげたりしながら

1時間かけて下まで降りてきた。

二人とも汗だくだった。

「今度は先生とリフトにのろう。」

「うん。」

二人でリフトに乗った。

「先生、ぼくさ、ホントはBじゃないと思う。」

思わず笑ってしまった。

本人も自覚していたのだ。

「うーん。そうだねぇ、違うグループにいくかい?」

「うん。だってね、ぼくね、担任の先生にDって言われたもん。」

「へ??Dなの?」

「うん。Dって言われた。でもBに入ってたの。」

「あら!じゃあ、どうしてグループ分けの紙が配られた時に違うって言わなかったの?」

「・・・・・言うの忘れた。」

・・・・・・・忘れた・・・・・・・

「わかった。じゃあDグループと一緒にやったら?ね?」

「うん。そうする。ぼく、こんなにBが大変だって思わなかった。」

「そうでしょう?大変だったねぇ、おなかもすいたねぇ。」

「うん。もうぺこぺこだよ。」

「お弁当食べて、Dグループで練習して、上手になったらまたBにおいでね。」

「・・・・・・・・・・。」

「どうしたの?」

「先生はそう言ってくれるけどさ。

 ・・・・・・・・・・ぼくがここに戻ってくることは、もうないと思うよ。」

それから二人で「よいしょ」とリフトを降りて

Dグループに彼を引き渡し、

「頑張ってね。」と言うと、

彼は「さようなら。」と言った。

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コメント

makotoさん
あらーーー!!お久しぶりです。
もちろん、覚えているに決まってるじゃないですか!
ぱーちゃん~~~。
元気になったときいて嬉しいです。
わたしも忙しいけれど、元気にしていますよ。
スキー学習もすごく疲れるけれど、
子どもの違う一面がみれて楽しいです。
この子は結局Dどころか、それでもだめだったらしく
Eまで落ちてしまいました(笑)
かわいそうだけれど、無理してけがをするよりはねー。
とてもかわいい男の子でしたよー。
またときどきのぞいてくださいねー。

秋さんへ

はじめまして。
なんか、いいですね(゚▽゚*)
ほのぼの・・・でも、少し切ない。
秋さん、やさしい先生なんでしょね。
やっぱり、尊敬してる先生にどこかにてるな~

って・・・もう、お忘れかもですが・・・
本当は、はじめましてじゃないんですぅ~
以前ぱーちゃんでお世話になってた者です。
少し元気にと言いますか、吹っ切れたといいますか
なので、お邪魔させて頂きました。
アバターは、眠っちゃってます。
また、来てもいいですか?

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