「怒り」という感情のエネルギー
人間にはいろいろな感情があるけれど、中でも「怒り」という感情のエネルギーは相当強いもので、なかなかコントロールができないものらしい。
普段仕事をしていても、家庭でも、友達でも、人とのかかわりを避けて生活することはできないから、人間関係の中で「怒り」の感情を抱くことは普通にあることだ。
でも、「怒り」の感情をコントロールなしで表現しても、長い目でみるといいことはほとんどないと思う。
たとえそのとき、その「怒り」によって相手を制圧できたとしても、それは決して理解ではなく制圧なのだということを覚えておかなければならないと思う。
「怒り」という感情は、もちろんわたしだってよく抱く感情である。
「この仕事はわたしじゃないのに。」
「わたしのミスじゃないのにどうしてわたしが言われるの?」
何気なく抱いている不満も、我慢してため続けるといつか「怒り」に変わる。
大切なのは「怒り」に変わって、爆発してしまう前にこれを上手に処理することだ。
上手に処理できてこそ、一人前の社会人ではないのか?と最近はよく考える。
相手に理解してもらえるように話すためには、時には相手を持ち上げることも一つの手立てだと思うし、一回引き受けてから「今度はお願いします。」というのもまた一つの方法だと思う。「すみませんが、今は○○と○○があるので、時間に余裕がないのですが、手伝っていただけますか?」とへりくだってみるのもいいかもしれない。
「なんでこれをわたしがやんないとだめなんですかっ?!」と感情を丸出しにしてくってかかっても、以外とうまくいかないどころか、あとあと嫌な雰囲気が続いてしまって後悔することもある。
つまい、しっかり理解しておかなければならないのは、「怒り」のエネルギーのすごさだ。
どんな方法をとってもいいが、あまり考えないで「怒り」を甘くみていると、そのエネルギーは周囲に多大な迷惑をかけてしまう。
本当の「大人」とは、そこをコントロールできないといけない気がする。
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