秋の好きな記憶たち

  • レアですよ。
    あ、そういえば、この時良かったよね。 そういう記憶たちを詰め込みます。気ままにね。

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プロとして。

漢字のテストでいつもいつも5点や10点しか取れないわが子。

そういう時、子どもに「なんなのこの点数は!」なんて、大きな声で叱ってはいませんか?

勉強させるために叱るっていうのは、一番簡単だけれど効果が上がらない方法なんです。

教えるプロとして、子どもを持つ親御さんにわかっていただきたんです。漢字ができない子には、様々な理由があるっていうことを。

もちろん、ただ単に、キライでやらないからできない子もいるけど、漢字の形を図形のように認識してしまう子どももいるんです。

そういう子どもは「へん」と「つくり」が逆になったり、この世に存在しないような形を作り出したりします。漢字の苦手な子のほとんどがこのタイプです。

漢字の意味を理解できていなくて覚えられない場合もある。例えば「保健室」と書かなければいけないところをの「健」の字が「建」「剣」「険」「検」などにすりかわってしまうなど、読み方が同じ漢字を無理やりあてはめてしまうんです。

そういう子には、そういう子に対する教え方がちゃんとあるんですよ。

ある子が漢字テストでとんでもなく悪い点数をとって「家に帰れない。きっとゲームが禁止になる。どこかでこのテストを捨てよう。」と話していたんですが、ゲームを禁止にしても漢字ができるようにはなりません。

単語帳を使う方法、部首ごとに仲間をつくる方法、語呂合わせで覚える方法、漢字を書いた紙を実物に貼る方法、すごくたくさんの方法があるんです。

算数でも理科でも社会でも体育でも同じです。理解のスピードが子どもによってかなり違うのは事実ですが、方法を変えればかなりよい方向にむくはずです。

お子さんの勉強で困っていることがあったら、叱るのではなく、先生に相談してみてください。「叱る以外に方法はありませんか?」って。

きっとプロとして、いい方法を教えてくれることと思いますよ。

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