絶対に『鯉滝』です♪
わたしたち教員の中で、とても人気が高いのは『鯉滝』こと、『鯉の滝登り』です(笑) これは、鯉のぼりの中に綿が入っているものを、全校児童が並んで手で前へ前へと送っていく競技。わたしの学校では、グラウンドのトラック半分に赤組が、半分に白組が半円を描くように並びます。わたしはだいたい毎年審判係をやっているため、ゴールテープの近くに座って競技を見ていますが、とってもわかりやすくおもしろい競技です。
でも、鯉にとってはとても迷惑な競技であること間違いありません(笑) 1年生から順に送っていくのですが、低学年はさらさら送る気はないのです。むしろ、自分たちが触りたいもんだから、掴んで止めようとしちゃうわけ。結構時間がかかって、やっと中学年までたどりついた鯉は、今度は息をつく暇なく跳ばされる。低学年のところで留まっていた鯉にイライラした中学年が考えることはただひとつ。『1年生、なにやってんだ!よぉし、俺たちのところで差をつけないと!わかった、高学年のところまで投げとばしちゃおうぜ。』
もちろん、あんな大きな鯉を一斉に投げとばせるわけがなく、地面に叩き付けられたり、その場で胴上げされたり、尻尾を軸にして頭だけがとばされたり、もうぐちゃぐちゃなわけです。
高学年にたどり着くと、さすがに上手に送られるので鯉もホッとした様子ですが、それでもゴールに辿りついた鯉は「いやぁ、参った。毎年これだもんな。」と言いたげな表情を浮かべています。
わたしたち教員にとっても、一番ゆっくりと見ていられる競技じゃないかしら?
とにかく大好きです♪
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