傷ついた勲章
傷ついて
もう二度と 誰も信じないと
心に決めたこともあった。
心が動きそうになる時には
頑なに拒んで
その場に留まった。
涙が流れそうになる時には
溢れそうになる感情を
押し込めて潰す技術を覚えた。
それほどまでに
もう傷つきたくなかったんだ。
あれから 時は流れ
やっと本当の大人になった今
心から思う。
傷つくことは辛くて痛いけれど
傷つけるほうでなかったことへの
大きな大きな勲章を
自分で自分の胸にはろう。
勲章のだらけのキミの周りには
その人柄に吸い寄せられるように
たくさんの仲間が集まるから。
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